膝蓋骨脱臼の治療について

皆さんこんにちは。

埼玉県草加市の「川嶋ペットホスピタル」です。

今現在整形外科の中で治療する病気で、一番多いのが膝蓋骨脱臼と言われています。

膝蓋骨脱臼は、後肢の真ん中の関節にある膝蓋骨、いわゆるお皿が外れる病気です。

一般的には小型犬に多く、内側に外れる内方脱臼がほとんどです。

当病院に来院する犬種は、トイプードル、ポメラニアン、チワワ、ヨーキーがほとんどです。

最近はトイプードルのミックス犬が増えてます。

症状は後肢の跛行、後肢を上げ下げする、足の向きが内側に曲がるなどです。

必ずしも症状が出るとは限らず、無症状の症例も半分以上で、触診で分かるケースも多いです。

脱臼の程度は触診でわかりますが、グレードは4段階に分かれています。

触診する先生によってグレードの判断はまちまちですが、当病院で可能な手術は後肢の変形のない

グレードⅡまでとなります。

脱臼すると必ず手術というわけではないので、グレードと症状によっては温存療法という事もあります。

膝蓋骨脱臼の症状のある患者様は是非ご相談下さい。